朝鮮王朝時代の基本法典。吏,戸,礼,兵,刑,工の6典,全6巻からなる。世祖(在位1455~68)の命により編纂が始められ,最終的に1485年(成宗16年)に完成した。朱子学的理念にもとづく国制の基本を定めたもの。編纂以後の新たな規定を補った『続大典』(1744年刊)なども編纂されたが,朝鮮王朝末期まで基本法典として尊重された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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