1. 用語
  2. 世界史 -き-
  3. 均輸法(きんゆほう)

均輸法(きんゆほう)

前漢の武帝のとき(前115年)に定めた物価調整法。均輸官を郡国に置き,各地の特産物を輸送させ,不足地に転売して,物資の調達,物価の地域的平均,滞貨の流通を図るとともに財政難の打開を目的とした。北宋の王安石が新法の第一に施行した(1069年)均輸法もこれにならったもので,いずれも商人の利益を奪うものとして反対された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう