近代経済学(きんだいけいざいがく)
modern economics 「新古典派経済学」とも呼ばれる。1870年代のいわゆる「限界革命」をへて体系化され,今日の経済学界の主流をなす経済学説をいう。財の価値を測定する基準は「効用」(主観的な満足)である,所有する財の量がふえると効用のふえ方は緩やかになる(限界効用逓減),生産する財の量がふえると費用のふえ方は激しくなる(限界費用逓増),といった仮定に立ち,取引当事者の双方の効用を最大化する価格・取引量,利益を最大にする生産量などを探求する。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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