Gilded Age 南北戦争終結から1870年代にかけてのアメリカ社会の呼び名。工業化の進展と物質的繁栄を謳歌するなか,政財界の癒着と道徳的腐敗がはびこり,多くの疑獄事件を生んだ。思想的には自由放任主義と社会進化論が流行。金ぴか時代,金めっき時代などとも訳され,この時代を風刺的に描いたM.トウェインとC.D.ウォーナーの同名の小説『ザ・ギルデッド・エイジ』(1873年)に由来。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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