1. 用語
  2. 世界史 -き-
  3. ギュルハネ勅令(ギュルハネちょくれい)

ギュルハネ勅令(ギュルハネちょくれい)

オスマン帝国のタンジマートの端緒となった勅令。1839年スルタン,アブデュルメジト1世のもとで外相ムスタファ・レシト・パシャが発布した。全臣民の法のもとの平等,生命・名誉・財産の保障,徴税請負制の廃止,司法制度の見直しなどが掲げられた。ムハンマド・アリー問題をめぐる列強の干渉を背景としていたため,帝国内キリスト教徒の人権擁護に重点が置かれた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう