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ギュイエンヌ

Guyenne フランス南西部,ガロンヌ川から中央山地にかけての一帯をさす地域名で,古来アキテーヌ(アクイタニア)と呼ばれた地域とも一部重なる。12世紀半ばからイギリス王の領地となり,13世紀半ばにはイギリス領ギュイエンヌ公国を形成し,一時は広大化した。以来百年戦争を通じて英仏抗争の場となったが,15世紀半ばにフランスに帰属し,絶対王政下では一つの州を構成した。中心都市はボルドー。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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