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キャフタ条約(キャフタじょうやく)

1727年,バイカル湖南の街キャフタで締結された露清間の条約。11カ条からなる。ロシアとモンゴルとの国境の画定,3年を周期とするロシア隊商の北京への通商往来の許可,両国国境における交易場の新設,越境逃亡者問題などを規定した。以後19世紀中葉まで両国の関係は表面的に安定したが,実際には紛争が少なくなく,交易の支障をしばしば招来した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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