ギブ
Hamilton Alexander Rosskeen Gibb 1895~1971 イギリスの代表的なイスラーム研究者。ロンドン大学,オクスフォード大学教授。イスラーム史,アラブ古典文学研究者として名声を博したが,同時代の中東イスラーム社会や現代アラブ文学にも強い関心を抱き,一時代を築いた。55年ハーバード大学に移った後は「東洋学と社会科学の結婚」をめざし,アメリカにおける中東地域研究の形成と発展に尽力した。代表作に『イスラーム文明史』などがある。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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