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ギニアビサウ

西アフリカ,セネガルとギニアの間に位置し,旧ポルトガル領であった共和国。19世紀までヨーロッパ諸国による奴隷貿易が続いた。ポルトガル植民地であったが,1951年,ポルトガルの海外州に指定された。56年,民族解放思想家カブラルの指導のもとギニア‐カボヴェルデ独立アフリカ人民党(PAIGC)を結成,3年後には武装闘争を開始。カブラルは73年暗殺されたが,74年,ポルトガルでの政変を機にギニアビサウの独立が承認された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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