契丹がつくり,遼一代および金代にも用いられた文字。耶律阿保機(やりつあぼき)のときに漢字をもとにつくられた大字(だいじ)と,子の迭剌(てつらつ)がウイグルの影響でつくったという表音文字系の小字(しょうじ)とがある。体系的史料に欠けるため完全には解読されていない。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう