北ドイツ連邦(きたドイツれんぽう)
Norddeutscher Bund プロイセン‐オーストリア戦争後,勝利を得たプロイセンの指導下に,オーストリアおよび南ドイツ諸国を除いて,マイン川以北の22のドイツ諸邦で組織された連邦(1867年)。1871年のドイツ統一への足場となった。プロイセン王を連邦主席とし,連邦国会と連邦参議院を持ち,国会は普通選挙によったが,その権限は限られ,主要な統治権はプロイセン王の手に委ねられていた。ドイツ統一の完成とともに発展的解消をした。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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