Ritterkrieg 1522年,フランケンからライン川流域地方に群居するドイツの騎士が起こした反乱(厳密には私戦〈フェーデ〉)。時勢の変化に追いつめられ,宗教改革運動に刺激された彼らは,ジッキンゲンの統率のもとに,フッテンの理想を掲げつつ,聖界諸侯領の覆滅を唱え,トリーア大司教領を襲ったが,ヘッセン,プファルツの領邦君主と同盟した大司教軍の反撃にあって壊滅し,以後は再び立ち上がることがなかった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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