concordat 宗教協約,政教和約ともいう。国家内部の宗教問題について国家と教会(特に教皇)との間に結ばれる協約。叙任権闘争の際に神聖ローマ皇帝と教皇との間に結ばれたヴォルムス協約のほか,15世紀前半のドイツや16世紀初頭のフランスでもコンコルダートがある。フランス革命で政府と教会が対立したのちには,ナポレオンが教皇ピウス7世と和解して,1801年コンコルダートを結んだ。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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