コンゴ王国(コンゴおうこく)
Congo 14~19世紀に中部アフリカのコンゴ川の南から現在のコンゴ民主共和国,アンゴラ北部に至る地域を,マニ・コンゴと呼ばれる神聖王がコンゴ・ムバンザを中心に支配した王国。15世紀末のポルトガル人到来後,王は対等かつ友好的関係を築き,カトリックに改宗,西欧技術移入に努めた。16世紀末以降の奴隷貿易活発化による国内の混乱,18世紀以降の王位継承戦争,ポルトガルの介入,隣接諸王国との抗争などで衰退し,19世紀末ベルギーとポルトガルによって植民地化。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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