ゴムウカ
1905~82 ポーランドの共産主義政治家。1920年代から活動を始め,第二次世界大戦中から労働者党幹部を歴任。戦後,臨時政府の第一副首相。48年に民族主義的偏向を理由に書記長を解任される。51年に粛清の対象となり逮捕され,党からも追放されたが,54年に釈放。56年8月,自由化への期待を背負って党に復帰,10月に第一書記となる。その後しだいに保守化し,権威主義的傾向を強めて社会から孤立。70年12月のグダンスク暴動の責任を問われて第一書記を辞任。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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