天師道ともいう。2世紀後半張陵(ちょうりょう)が始めた宗教結社。教法は祈祷による治病で,入門謝礼に5斗(わが国の約5升)の米をとった。孫の張魯(ちょうろ)は陝西(せんせい),四川に勢力を張り,子孫は竜虎山(江西省)に移って代々天師を称した。張角の太平道とともに,道教の源流をなす。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう