古典学派経済学(こてんがくはけいざいがく)
classical school of political economics 産業革命の進行により資本主義社会の形成される18世紀後半以降にイギリスで発展した自由主義経済学。スミス,リカード,マルサスなどによって代表される。重商主義の統制政策を批判し,当時台頭しつつあった産業資本家の利害を代弁して,自由な競争によって生産力の発展を図ることに主眼を置き,資本主義社会の構造の分析にあたった。のちに発展する経済学のさまざまな学説の原点をなす意味で,「古典学派」と呼ばれる。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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