国民自由党(こくみんじゆうとう)
Nationalliberale Partei ドイツの政党。ビスマルクの鉄血政策に対し憲法闘争を行った進歩党がプロイセン‐オーストリア戦争の勝利を機に分裂した際,ビスマルク支持にまわった右派が1867年に結成した。ドイツ帝国成立当初第1党としてビスマルクの最大の支柱であったが,保護関税問題をめぐって分裂し勢力が激減した。資本家階級を代表し,世界政策を擁護,第一次世界大戦では併合政策を主張した。ドイツ革命後の1918年に解体,ドイツ人民党はその後身である。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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