主権的国民国家システムの確立以降,国境を超える作用ないし活動にかかわる問題について,単独武力行動や二国間方式によらず,多国間での調整協議ないし国際協力によって穏やかな解決を相互に志向する考え方。帝国主義間の対立激化のために第一次世界大戦が引き起こされたという反省のもと,国際連盟の創出,維持に影響を与えた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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