18世紀初めウズベクのミング部族が中央アジアのフェルガナ盆地に建てた政権。1740年にコーカンド市を建設,部族の領袖アーリム(1798~1810)はチンギス・カンの血統には属さなかったがハンを称した。タシケントも領有して東の清朝,西北のカザフやロシアとの通商で栄えたが,侵攻したロシア軍に敗北して1876年に滅亡,フェルガナ盆地はロシア領となった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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