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講壇社会主義(こうだんしゃかいしゅぎ)

Kathedersozialismus 大学の教壇で講じる社会主義という意。社会政策学会に結集したドイツの経済学者の社会改良の主張をさす。社会問題を重視して経済の自由放任主義を批判すると同時に社会主義運動に反対し,現行国家の社会政策を通じて問題の解決を図ろうとした。労働者保護,中間層の保護育成などを主張し,ドイツ帝国の社会政策に影響を与えた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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