朝鮮王朝末期に漢城(ソウル)で発行された日刊新聞。1898年,南宮檍(なんくおく),張志淵(ちょうしえん),羅寿淵(らじゅえん)らが『大韓皇城新聞』の版権を引き受け,ハングルと漢字を混用して発行した。乙巳(いつし)保護条約の不当性を論じて停刊処分。その後も韓国統監府により停刊および記事削除の処分を数回受けた。日本の韓国併合後『漢城新聞』に改題したが,1910年9月に資金難で廃刊された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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