Hangzhou 中国浙江(せっこう)省の省都。銭塘江(せんとうこう)下流,大運河南端の水陸交通の要地。中国中部有数の大都会。もと秦の銭塘県治。南北朝の江南開発で発展し,五代呉越(ごえつ)の都となり,南宋の首都として行在(あんざい)(キンザイ)と呼ばれて繁栄の極に達した。その後,絹織業など商工都市としては蘇州に次ぐ地位を占め,運河網の中心都市として長く栄えた。南朝以来の風光,仏跡に富む。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう