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甲骨文字(こうこつもじ)

卜辞(ぼくじ)ともいう。殷墟(いんきょ)などから出土した占卜(せんぼく)用の亀甲(きっこう)獣骨に刻された文字。漢字の最も古い形を示す。1899年発見以来,研究解読が進み,特に1928年以後殷墟の科学的発掘をへて,時期的区分,占卜の内容による区分がなされ,また殷代の世系,祭祀,暦法,政治,経済,社会などの解明に,基本的資料として重要である。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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