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後金(こうきん)

Houjin 清朝建国時の国号。女直(じょちょく)(真)族を統一したヌルハチは,1616年推されてハン位につき,国号をアイシン(Aisin)すなわち金と称したことによる。その呼称は12世紀に起こった女直(真)族の金にちなんだものであり,一般に後金と記される。その名は太宗(ホンタイジ)の1636年清と改められた。また金の呼称をきらった太宗は,それ以前の後金時代を満洲(マンジュ〈Manju〉,満珠)と呼んだ。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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