イスラーム社会における公的な保護‐被保護関係(ワラー)の当事者である主人と被保護者双方をマウラー(複数形がマワーリー)と称する。主に契約や奴隷の解放によって生じ,その関係は子孫に相続される。改宗者をさすこともある。アッバース朝以降,社会進出をとげた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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