アラビア語で「川(アム川)の向こう側の土地」を意味する地理的な呼び名。ギリシア語のトランスオクシアナと同義。多くはブハラやサマルカンドを中心としたオアシス定住地帯をさす。ソグド人などのイラン系住民が8世紀前半にアラブ・ムスリムに征服されてから徐々にイスラーム化し,その後10世紀末頃からトルコ系住民の浸透とトルコ化が進んだ。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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