マルケサス諸島(マルケサスしょとう)
Marquesas 南太平洋,フランス領ポリネシアの最北部の島々。フランス語ではマルキーズ諸島。1595年,ヨーロッパ人としては初めてメンダーニャが来航。その後の植民地獲得競争の結果,1842年にフランス領と宣言された。18世紀末に捕鯨業の基地がつくられてから,住民に対する略奪,暴行が行われ,またヨーロッパからの疫病が流行したこともあって住民数が激減した。画家ゴーガンが晩年をこの地域のヒヴァ・オア島で暮らしたことで有名。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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