メタクサス
Ioannis Metaksas 1871~1941 ギリシアの将校,独裁者。アテネとプロイセンの陸軍士官学校で学んだ。1936年国王コンスタンディノス2世の支持で首相(在任1936~41)となり,独裁政権を発足させた。共産主義の脅威を口実に憲法の主要条項を廃止し,古代ギリシアとビザンツに続く「第三ギリシア文明」を標榜するファシズム体制をしいた。一方イギリスとの関係を重視し,40年イタリア軍の最後通牒を拒否してギリシア軍の士気を高めた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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