1. 用語
  2. 世界史 -み-
  3. ミンネジンガー

ミンネジンガー

Minnesinger 「ミンネゼンガー」ともいう。中世ドイツの吟遊詩人。主として諸侯の宮廷で,トゥルバドゥールの影響のもとに,騎士的愛をテーマに愛の歌(ミンネ・ザング)を歌った。ほかに宗教詩,教訓詩,政治詩などもあるが,12世紀末から13世紀初めがその盛期であり,ディートマール・フォン・アイストに始まり,ハインリヒ・フォン・モールゲンをへて,ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデらが輩出した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう