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ミュンツァー

1490?~1525 ドイツの宗教的・社会的革命運動の指導者。フス派的な神秘主義の影響下にルターの改革運動の不徹底性,特に聖書のみを啓示源泉とする客観主義や反律法主義を攻撃。ミュールハウゼンを中心にテューリンゲン各地で農民,下層市民を扇動,終末論的な「貧しき者の王国」をめざしてドイツ農民戦争の一翼を担ったため,農民軍の敗退とともに捕えられ処刑された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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