漢代に天子の侍従に侍中,黄門侍郎(こうもんじろう)があり,晋でその上に門下省ができ,南北朝で最も重んじられた。唐では上奏,詔勅(しょうちょく)を審議した。拒否権を持ち,貴族勢力の牙城となった。長官を侍中,次官を門下侍郎といった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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