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ナラム・シン

Naram-Sin (在位前23世紀後半頃) アッカド王朝の第4代王。伝承では初代サルゴンの子とされる場合があるが,孫。彼は,東地中海岸から北メソポタミア,さらにはペルシア湾岸のマガンまで積極的に遠征し,アッカド王朝の最大版図をなした。ナラム・シンは,みずからを神とし,王の神格化の前例をつくり,「四方世界の王」を名乗ることで新しい王権観を導入した。山岳民族ルルブムを破った戦勝碑は有名。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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