ナポレオン1世の死後,その偉大さを賛美し,その人間像を理想化する伝説。フランスの民間,特に農村に流布し,文学で扱われた。19世紀前半期,復古王政期の反動政治下に広く行われ,二月革命ののちにはそれを背景にボナパルト派が結成され,ナポレオン3世の出現を用意した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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