1. 用語
  2. 世界史 -な-
  3. ナバテア王国(ナバテアおうこく)

ナバテア王国(ナバテアおうこく)

Nabataea ナバタイ王国ともいう。シリア南部からアラビア北西部あたりにいたアラブ系遊牧民が,隊商交易に手を染めて財をなし,ペトラを首都として建てた王国。前169年頃のアレタス1世から後106年にローマに併合されたときのラベル2世までの王名が知られている。ペトラやマダーイン・サーリフの岩窟墓は名高い。アラム文字系のナバテア文字からアラビア文字が生まれた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

この記事が気に入ったらいいね!しよう