ニュートン
Isaac Newton 1642~1727 イギリスの物理学者,数学者,天文学者。ケンブリッジ大学に在学中の1665年,ペスト流行のため帰郷し,そこで光のスペクトル,万有引力の法則,微積分法のいわゆる彼の三大発見をしたという。その後同大学の数学教授に就任,光学,天文学においても優れた業績をあげ,主著『自然哲学の数学的基礎(プリンキピア)』(1687年)などによって,17世紀科学革命の中心人物と目された。名誉革命体制のもとで,下院議員,造幣局長官を務め,ロイヤル・ソサエティ会長(在任1703~27)として独裁者的な地位にあった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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