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二十五カ条綱領(にじゅうごかじょうこうりょう)

初期ナチスの雑多な要求を寄せ集めた綱領。1920年2月24日に採択された。大ドイツの建設,講和条約の破棄,ドイツ民族のための土地の要求,ユダヤ人の追放・迫害など,のちにヒトラーが実現に努力した国粋的な政策や,反マルクス主義的,反議会主義的要求を掲げている。「金利奴隷制」の廃止を主張したフェーダーの主張も採用しながらドレクスラーがヒトラーの協力を得て起草した。トラストの国有化,土地改革などの反資本主義的な要求はその後ヒトラーによって無視された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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