ノイラート
Konstantin von Neurath 1873~1956 男爵。ナチス・ドイツの外相。1908年から職業外交官として各地に勤務し,32年パーペン内閣の外相就任以来,特に33~38年にはヒトラーのもとで外相として再軍備政策を中心とする外交政策を展開した。その後は無任所相,秘密閣僚会議議長の閑職にあり,39年チェコスロヴァキアの併合と同時にベーメン(ボヘミア)とメーレン(モラヴィア)の総督となる。43年いっさいの公職を辞任した。ニュルンベルク国際軍事裁判では15年の懲役刑に処せられたが,54年に釈放された。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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