Wang Mang 前45~後23(在位8~23) 新の建国者。前漢元帝の皇后王氏の一族。成帝の外戚として黄門郎(こうもんろう),大司馬(だいしば)となる。哀帝の死後(前1年)幼少の平帝を擁立して政権を握り,讖緯(しんい)思想を利用しつつ帝を毒殺(後5年),新国を建てた(後8年)。『周礼』(しゅらい)にもとづいた尚古主義的諸改革を行ったが,現実性を欠いてみな失敗し,農民・豪族の反乱を招き,長安で自滅した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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