Wang Guowei 1877~1927 清末民国初期の史学者。浙江(せっこう)省海寧県の人。初め西洋哲学,中国の戯曲を研究。辛亥(しんがい)革命後,日本に亡命して京都に住み,中国の古典,古代史の研究に専念。帰国後教職にあったが,中国の前途に絶望し入水自殺した。その研究は広範で,敦煌(とんこう)発見の漢代木簡,殷墟(いんきょ)発見の甲骨文字の研究などは,特筆すべきものである。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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