12世紀中頃のカシュミールのカルハナ作の歴史書。神話から始めて1149年までの「諸王の流れ」を記す。特に9世紀以降のカシュミールの歴史については貴重な資料であり,歴史叙述のないインド古代においては異色な書である。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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