Compromesso storico 1973年,イタリア共産党書記長ベルリングェルによって唱えられた政治路線。戦後対立してきた共産主義とカトリック勢力の提携を図り,キリスト教民主党,共産党,社会党の三大政党による大連立政権の樹立によって石油危機やテロリズムの脅威を克服することがめざされた。だが,キリスト教民主党内の推進者であったモーロの暗殺などにより,実現には至らなかった。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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