1863~1932 ペルーの大統領(在任1908~12,19~30)。実業家から蔵相,大統領となる。アメリカをモデルにした近代化を図った。第2次政権期に道路建設,都市開発を進め,ビラコチャ(インカの神)を自称して先住民統合政策を実施する一方,労働者,学生による民主化運動には弾圧で臨んだ。世界恐慌の余波を受けて経済的苦境に陥り,1930年軍事クーデタにより失脚した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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