1908~2009 フランスの文化人類学者。構造人類学を提唱したコレージュ・ド・フランス教授。1935~38年にブラジルのサンパウロ大学(歴史家のブローデルも在職)に赴任し,インディオの実地調査にあたる。ヤコブソンやソシュールの言語学から示唆を得て,言語と文化の構造の類似性に着目し,未開社会の親族組織や神話の研究に新境地を開く。主著に『親族の基本構造』(1949年)。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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