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ロマノフ朝(ロマノフちょう)

Romanov 1613~1917 ロシアの王朝。1598年リューリク朝が断絶したあとの動乱時代をへて,ポーランドの虜となっていた大貴族フョードル・ロマノフ(のちの総司教フィラレート)の子ミハイル・ロマノフが,ゼムスキー・サボールでツァーリに選ばれ,1613年に即位した。ここにロマノフ朝が始まった。啓蒙専制君主のピョートル1世,エカチェリーナ2世,ナポレオンに勝利したアレクサンドル1世などの英王を出し,時代に即応する能力を持った反面,農奴制と専制政治の代名詞としてヨーロッパ中にその名を知られた。1917年の二月革命で終焉した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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