Integralismo Lusitano ポルトガル第一共和政期における反共和政的王政復古運動。1914年に雑誌『ポルトガル国民』とともに成立。伝統的な君主政への回帰を訴え,議会制民主主義に異を唱える。不安定な政局も手伝って多くの支持者を獲得,26年の軍部のクーデタに参加,理論的な影響を与えたが,サラザル体制の到来とともに運動は分裂,弱体化した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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