19世紀末から第一次世界大戦期のドイツの近東進出政策をさす言葉。ベルリン,ビザンティウム,バグダードの主要3地点の頭文字に由来する。日清戦争・日露戦争期に,ドイツはトルコからクウェート地方に至る鉄道敷設権獲得を中心として近東に飛躍的に進出。やがてイギリスの3C政策(ケープタウン→カイロ→カルカッタ)やロシア,フランスの利害と対立するに至る。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
この記事が気に入ったらいいね!しよう
この記事が気に入ったらいいね!しよう