サン・ピエトロ教会(サン・ピエトロきょうかい)
San Pietro ヴァチカンの丘の下,使徒ペテロの墓所とされていた祈祷所の場所に,コンスタンティヌス大帝の命により建立された教会。14世紀末以来カトリックの総本山となり,ニコラウス5世が改築工事に着手。ユリウス2世,レオ10世などにより,ブラマンテ,ラファエロ,ミケランジェロなどをあいついで起用し,大聖堂の建設が行われ,1626年ウルバヌス8世のとき落成。両翼の柱廊はベルニーニがあとから付け加えた。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)
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