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サントドミンゴ

Santo Domingo ・エスパニョラ島南岸に,1496年スペイン人が建設した港市。植民地時代を通じ,本国と中南米各地との連絡地点として機能を果たした。・大アンティル諸島のなかでキューバに次ぐ大きさの島。現在エスパニョラ島と呼ばれる。コロンブスが第1回航海でこの島に根拠地を築いた。元来の住民アラワク人は絶滅し,その空白を黒人奴隷がうめた。島の西部は17世紀からフランス人の侵入が激しく,サンドマングと呼ばれたが,1697年スペインからフランスに割譲され,1804年ハイチ共和国として独立した。東部の3分の2は,1844年ドミニカ共和国として独立した。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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