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サルトル

Jean-Paul Sartre 1905~80 フランスの作家,哲学者。第二次世界大戦中,反ナチス抵抗運動に参加し,戦後は行動的知識人として大きな影響力を持った。その思想は実存主義であり,「存在は本質に先行する」という考え方で,まず人間の現実の存在から出発して人間革命を行い,ついで社会革命を行うと主張する。こうして人間の存在を重視する点で共産主義の唯物史観と対立する。主著は『嘔吐』『存在と無』『自由への道』。 (山川 世界史小辞典(改訂新版), 2011年, 山川出版社)

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